「クッキーのOEM(オリジナル商品)を作りたい!」
「ノベルティとしてクッキーを渡したい!」
「・・・でも、どんなクッキーにすればいいのか、分からない!」
商品や会社のブランディング・プロモーションにクッキーOEMを製造するなら、失敗したくないですよね。
そこで今回は商品開発を成功させるためのポイントを5つ紹介します。
ポイント1.クッキーの売り場は?
OEM製造会社にお問い合わせする段階では、具体的なイメージがまだ決まっていないことがほとんど。
ですが、依頼側が商品イメージを持っていなければ、打ち合わせも進まず、納品も遅れてしまいます。
商品イメージを考えるヒントとして、売り場などクッキーがお客様の手元に届く状況を確認してみましょう。
- 実店舗・ネットショップで売る
- イベントでノベルティとして配布する
- 顧客・取引先に季節のご挨拶として渡す
- 営業先への手土産にする
- アンケート記入・訪問時のお礼(ギフト菓子)としてプレゼントする
例えばノベルティを作りたいなら、「多少コストがかかっても、割れにくい生地(材料)や箱がいいだろうか」、「持ち運びしやすいサイズにしよう」といったアイデアが湧いてきますね。
他にも、イベント内容やターゲット層・写真などを伝えられればベターです。
「どんな状況でお客様にクッキーを入手してもらうか?」が決まっていれば、詳細が絞られるはず。
クッキーを渡す状況を考えれば、OEM製造会社への情報共有もしやすくなり、より希望の商品に近づくでしょう。
ポイント2.クッキーの種類は?
「クッキー」と一言で言っても、さまざまな種類がありますよね。
ちなみに、全国ビスケット公正取引協議会では、クッキーはビスケットのうち「手作り風の外観を持ち、原材料の中の糖分と脂肪分の合計が40%以上含まれているもの」と定めています。
OEM製造会社によって対応できる種類・対応できない種類が異なるので、先に確認しておいたほうが無難でしょう。
ラングドシャ
「ラングドシャ」は特に人気が高いクッキーです。
フランス語で「猫の舌」という意味を持ち、その名の通り細長い形をしています。
特徴的なのはザラザラとした舌触りとホロホロとした食感。
北海道の定番お菓子「白い恋人」も「ラングドシャ」の一種で、幅広い世代に好まれるクッキーです。
サブレ
「サブレ」はサックリとした食感が特徴的なクッキーです。
バターと薄力粉の割合が1:1で作るため、バターの風味を強く感じられます。
「鳩サブレー」「ひよ子サブレー」などのお土産が有名ですね。
アイシングクッキー
「アイシングクッキー」はアイシングと呼ばれるクリームでデコレーションしたクッキーです。
ハロウィンやクリスマスシーズンによく見かけます。
保存期間が長く、さらにロゴやメッセージ・キャラクターをデザインできるとして、企業のノベルティやプレゼントに選ばれています。
スノーボール
「スノーボール」はコロンとしたかわいらしい形をしたクッキーです。
「ポルボロン」「ブール・ド・ネージュ」とも呼ばれます。
口に入れると溶けてしまうような食感が癖になります。
ちなみに、口に入れてから形がなくなるまでに「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回言うことができれば願いが叶うんだとか。
発祥の地スペインではクリスマスやお正月に食べられるそうです。
自宅でも簡単に作れるとして、日本の女性からも支持を得ています。
アイスボックスクッキー
「アイスボックスクッキー」とは棒状の生地を冷やしてから切ったクッキーです。
冷凍庫や冷蔵庫に入れて固めることから、”アイスボックス”の名がついたんですね。
バター(プレーン)の一色のものから、ココアを混ぜて市松(チェック)模様やうずまき模様のものまで作れます。
他にも動物やキャラクターの形をかたどった商品も展開されています。
ポイント3.クッキーの味は?
せっかくなら「美味しい!」と言われるクッキーを作りたいですよね。
どんな味にするべきか、OEM製造会社の担当者とじっくり話し合いましょう。
- チョコチップ
- ココア
- コーヒー
- 黒ごま
- きな粉
- 抹茶
- 野菜
また、ダイエット中の女性向けには、機能性食品の添加を受け付けているOEM製造会社を利用するのもおすすめです。
チョコペンやアイシング・アラザンでデコレーションするかどうかも考えます。
オリジナルクッキーを作るまでに多くの過程を踏まないといけませんが、この時間が自社ならではのクッキーを生み出すんですね。
ポイント4.クッキーのパッケージは?
クッキー自体の味や形も重要ですが、女性からはパッケージ(ラッピング)も注目されています。
おしゃれでかわいい見た目のお陰で、SNSや口コミで認知度が一気に高まることも珍しくありません。
イメージに合わせて、容器パッケージを選びましょう。
- 紙袋
- 化粧箱
- 瓶
- 缶
- プラカップ
また、「個包装か?複数枚詰めか?」「アッセンブル(詰め作業)は可能か?」「タグやリボンはつけられるか?」といった、パッケージに関することは早めに決めておきましょう。
工場によって対応できない場合もあり、納期が伸びたり、余計な費用がかかったりしてしまいます。
思わず人に教えたくなるようなクッキーのパッケージを決めましょう。
ポイント5.クッキーの予算は?
クッキーにかけられる予算はいくらでしょうか?
ノベルティとしてモバイルバッテリーや時計・エコバッグなどを注文すると高額になりがちですが、クッキーは比較的安価に作れます。
サイズや原材料にもよりますが、シンプルなものなら1枚あたり200円から400円というOEM製造会社も見つかります。
ちなみに、オリジナルクッキーの型製作を依頼するよりは、既存の型から商品化するほうが安く済みます。
(※ハート形・丸形・人形・長方形などクッキーとの形は金型によって作られます。)
契約(発注)前に、いくつかのOEM製造会社にお見積りを出してもらうと良いですね。
予算や販売(配布)数量をあらかじめ話しておけば、スムーズに製作に入れるでしょう。
SPREADなら250個から注文可能
当サイトSPREADでは、OEM(自社オリジナル仕様)だけでなく、イージーオーダー・卸販売というロット数に応じて販売形態を変えることができます。
オリジナル度が高くなればなるほど時間もコストもかかるので、「できる限り単価を安く、しかも効果の高いクッキーを製作したい」と思うならご相談ください。
お客様のご要望をお聞きして、まずは参入しやすい卸販売やイージーオーダーからスタートするのも一つの手です。
最低製造ロット数の目安は以下の通りです。
- OEM(自社オリジナル仕様):3,000個〜
- イージーオーダー(フィルム・包装資材変更):3,000個〜
- 卸販売(NB品):250個〜
信頼関係を築いた工場様にご協力いただいている為、小ロットでも対応可能なんです。
まとめ:イメージを明確にしてクッキーOEMを成功させよう
「オリジナルクッキー(OEM・PB)に興味があるけど、具体的なイメージは固まっていない・・・。」
そんなときは以下をヒントに、クッキーの最終イメージを決めましょう。
- ポイント1.クッキーの売り場は?
- ポイント2.クッキーの種類は?
- ポイント3.クッキーの味は?
- ポイント4.クッキーのパッケージは?
- ポイント5.クッキーの予算は?
当サイトSPREADではOEM(受託製造)、小ロット卸売りに関する総合BtoBマッチングサイトです。
OEMのみならず卸販売(NB品)なら250個から対応可能です。
お菓子のOEMを検討中でしたら、ぜひお気軽にご連絡ください。